参加団体情報

「子どもの貧困問題を考える」シンポジウムが開催されました

掲載日:2022年10月25日 / 投稿者:事務局

「子どもの貧困問題を考える」シンポジウムが開催されました

先日、「子どもの貧困問題を考える」シンポジウムが開催されました。
会場は満席で、中には学生たちの姿もありました。

基調講演は、東京都立大学人文社会学部人間社会学科教授で、子ども・若者貧困研究センター長である阿部彩さん。もはや社会保障後進国になってしまった日本における若者たちの貧困の状況を、実例を交えながらわかりやすく説明してくださいました。

後半のパネルディスカッションでは、熊本で具体的に活動をしている皆さんが登壇。

岩村聡子さん(熊本県子ども家庭福祉課課長)
藤井宥貴子さん(熊本県ひとり親家庭福祉協議会会長)
増淵千保美さん(尚絅大学短期大学部教授 幼児教育学科長)
山下祈恵さん(NPO法人トナリビト代表)

それぞれの団体が、子どもたちのために何ができるか?考え、地道に活動をされており、熊本県としても寄り添いながら支援の輪を広げていこうとしている状況はわかりました。
ですが、ひとり親家庭も増え、思うような就職ができない、収入が安定しない家庭も増えているようで、きちんと食事をとることができず勉強にも集中できない、学校へ行けなくなる・・など、支援が必要な子どもたちがかなりいることを再認識しました。

子どもの命と権利を守る活動推進協議会で、子どもの貧困問題を取り上げたのは初めてでしたが、社会全体で考えていかなくてはならない問題だと感じました。

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