家庭から暴力をなくすキャンペーン
掲載日:2022年10月26日 / 投稿者:熊本県健康福祉部 子ども・障がい福祉局
<家庭から暴力をなくすキャンペーン>
令和4年度子どもの虐待防止を考えるシンポジウム
〇日時 :令和4年11月26日(土)13時30分~15時45分
〇会場 :くまもと県民交流館パレア パレアホール
〇内容 :多機関連携で子どもたちの未来を守る
~児童虐待対応の現場から 臨床医の視点~
〇講師 :四国こどもとおとなの医療センター 木下あゆみ医師
木下先生は、2018年に東京都目黒区で発生した虐待死事件の被害女児の元主治医で
子どもの死亡事例検証にも取り組まれておられます。
今回、小児科医の現場で児童虐待対応に関わる木下医師より、
親や子への支援を途切れさせないためには何が必要なのか、
支援の隙間に落ちてしまう子どもたちを一人も出さないために多機関連携の大切さについ
てお話していただきます。
是非、皆様にもご案内させて頂ければと思い、ご連絡させていただきました。
お申し込みは、以下のURLからお願い致します。
また、電話でのお申込みも受け付けておりますので、お電話の場合は、096-333-2228まで
お願い致します。
https://s-kantan.jp/pref-kumamoto-u/profile/userLogin_initDisplay.action?nextURL=CqTLFdO4voY7ApoW%2FEEU3zQ9f2VYJzSn7Hr%2FNHcoupaQf7xlpcHkr7bSk7EC208qbCk8ltN9kJd1%0D%0AKzbyVhdSckmG5m1%2B26zSVdNJqGGvJce0%2BibiJh%2BusA%3D%3DXwfathB9sMc%3D%0D%0A
「子どもの貧困問題を考える」シンポジウムが開催されました
掲載日:2022年10月25日 / 投稿者:事務局
先日、「子どもの貧困問題を考える」シンポジウムが開催されました。
会場は満席で、中には学生たちの姿もありました。
基調講演は、東京都立大学人文社会学部人間社会学科教授で、子ども・若者貧困研究センター長である阿部彩さん。もはや社会保障後進国になってしまった日本における若者たちの貧困の状況を、実例を交えながらわかりやすく説明してくださいました。
後半のパネルディスカッションでは、熊本で具体的に活動をしている皆さんが登壇。
岩村聡子さん(熊本県子ども家庭福祉課課長)
藤井宥貴子さん(熊本県ひとり親家庭福祉協議会会長)
増淵千保美さん(尚絅大学短期大学部教授 幼児教育学科長)
山下祈恵さん(NPO法人トナリビト代表)
それぞれの団体が、子どもたちのために何ができるか?考え、地道に活動をされており、熊本県としても寄り添いながら支援の輪を広げていこうとしている状況はわかりました。
ですが、ひとり親家庭も増え、思うような就職ができない、収入が安定しない家庭も増えているようで、きちんと食事をとることができず勉強にも集中できない、学校へ行けなくなる・・など、支援が必要な子どもたちがかなりいることを再認識しました。
子どもの命と権利を守る活動推進協議会で、子どもの貧困問題を取り上げたのは初めてでしたが、社会全体で考えていかなくてはならない問題だと感じました。
子どもの貧困問題を考えるシンポジウム
掲載日:2022年10月07日 / 投稿者:
第10回子どもの命と権利を守る活動推進協議会シンポジウムが開催されます。
日本のこともの貧困については、高度成長期以降、長い間、関心を持たれることはほどんどありませんでした。
子ども期の貧困は、子どもの心身の健康、教育、就職のみならず、生涯にわたって様々な影響を及ぼすように思われます。
子どもの貧困を多面的に理解するとともに、自分の人生を肯定的に捉えて生きることができる社会の実現に向け、私たちはどのように行動すべきか、多くの県民の皆さんと考えるシンポジウムを開催します。
日時:令和4年10月21日(金)13:30~
会場:熊本県立劇場 地階大会議室
参加費:無料
主催:子どもの命と権利を守る活動推進協議会
第9回シンポジウムのお知らせ
掲載日:2022年02月16日 / 投稿者:
子どもの命と権利を守る活動推進協議会の「第9回シンポジウム」の開催が決定しました。
タイトルは、
「ほんとは、大人に知ってほしい・・
私たちの今 私たちの生き方」
中学生の今を理解し、大人としてどう向き合うか、
中学生にはオンラインで出演してもらい、
中学生の声を保護者、教員、福祉の立場の大人が受け止めます。
大人が受け止める力を失ってしまって
そんな大人や社会を子どももあきらめ始めたのかもしれない、
大人が真剣に子どもと共に生き方を考える会になります。
2022年3月6日(日)オンライン開催です。
動画視聴のURL
https://youtu.be/tp6OJyask9w
みなさんのご参加をお待ちしております。
熊本県青少年育成県民会議表彰式でのコメント
掲載日:2021年12月13日 / 投稿者:
子どもの命と権利を守る活動推進協議会 吉村郁也副会長の表彰式でのコメントです。
私どもの活動の経緯について説明をさせて戴きます。この組織は発足後10年が経ちます。
きっかけは、今から遡ること約11年前の2011年1月、当時、私は熊本県警察本部で生活安全部長を務めていたのですが、当時の上司であった本部長から
呼ばれまして、ユニセフ協会と共同で「児童ポルノ根絶」のイベントが、熊本で、できないだろうかと相談を受けたのが始まりでした。
当時、急速な発展をとげるネット社会の中で、子どもたちの人権を将来に亘って著しく蝕む“児童ポルノの拡散”が、大きな問題となっていたのです。
このイベントは、82団体により構成された実行委員会方式で実施され、約1500人の県民が、参加されました。
参加された多くの県民の皆さんが、児童の性を商品化する卑劣な大人たちの存在と「魂の殺人」とも言われる有害画像の氾濫の実態に驚かれたのです。
当時、このような有害画像の単純所持に関する罰則を設けていなかったのは、G8の中で日本とロシアだけでしたので、法律を整備のために、熊本県でも継続
的な運動として取り組もうとのコンセンサスが生まれたのです。翌2012年に、「子どもの命と権利を守る活動推進協議会」が発足し活動を開始したのです。
その後、この10年間の活動のあゆみは、今日皆さんにお配りしました小冊子に記載されております。
この10年間で、子どもたちを取り巻く環境は大きく様変わりしました。中でも大きな影響は与えたのは、ラインやインスタグラムと言ったSNS社会の急速な発展です。
子どもたちは、画期的なコミュニケーション・ツール(道具)を手に入れた一方で、有害情報の氾濫や匿名によるいじめなど、“ネット社会の闇に潜む危険(リスク)”に晒されることとなったのです。
これらのリスクから子どもたちを守るために、大人としてどのように活動を進めて行ったら良いのかと、当協議会では、毎月の運営委員会を開催し、
熊本県ユニセフ協会の幹部をはじめ、県の暮らし安全推進課や県・市の教育委員会、PTA、ボランティア組織、警察などから、10人を超えるメンバーが集い、真剣な議論が重ねられています。
活動も大人社会だけの議論でなく、積極的に若者たちにも参加を求め、ワークショップ等を通じ彼らの声にも耳を傾けながら、“ネット社会との共生”の
在り方を考えていく活動へと大きく変化してきたのです。
全国的にもこのような活動が10年間も継続しているのは熊本だけではないでしょうか。
“ネット社会との共生”の時代の中で、子どもたちの人格形成に与える影響など、測り知れないものがありますが、
当協議会では、今後も「地域の宝である子どもたちを守っていくため」に、啓発活動を続けてまいりたいと考えております。