(子どもの命と権利を守る活動推進協議会)松山昌紹
「過去は振り返らない、何故なら変えられるのは未来だけだから。」蓋し名言ではあるものの、凡人たる私には、振り返らずにはいられないのが大晦日。2024年も、とうとう(あっという間に)今日の日を迎えました。
去年は雨のち曇り。今年は打って変わっての穏やかな陽気に誘われ江津湖畔へ。歩きながら脳裏に浮かぶのは反省ばかりで、ああすれば良かった、あんなことしなければ良かった、あのとき「有難う」と言えば良かったなどなど。
30分も歩くと汗が滲み出て、ふと我に返り、周囲の様子が目に入るように。凧揚げに興じる親子連れ、けらけら笑いながら坂を転げ落ちる幼子。激しい息遣いに気づき振り向くと、小学校高学年と思われる男の子が顔を赤らめて走って来る。マラソン大会の練習だろうかなどと勝手に想像しながらエールを送りました。
休園の動物園はのどかで、お孫さんを肩車したお爺さん?が柵越しにゾウ舎を眺める姿がとてもマッチしてます。湖面には鴨が群れをなし、親子かな?
このような微笑ましい情景の一方、この1年も残念ながら、子どもたちの暗く、悲惨なニュース=いじめ、自殺、闇バイト、薬物乱用の低年齢化等々=に多く接してきました。ただ、「諦めたら、そこで終わり。」これも名言であり、この子どもたちの未来が笑い声に包まれますようにとの思いを強くした次第です。
一人ではできなくとも力を合わせれば何かができる、という訳ではありませんが、子どもの命と権利を守る活動推進協議会は、今年も多くの皆様に支えられ、助けられながら各種事業を展開して参りました。ここに改めて「感謝」申し上げます。
来る年は2月1日の「第12回シンポジウム」で幕を開けます。・・・全ては子どもたちの未来のために・・・皆様には今年以上のご厚情を賜りますようお願い申し上げます。
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